神奈川県による安全・安心まちづくり旬間団結式が10月12日に西区紅葉ケ丘の県立音楽堂で行われた。その中で、西区久保町出身で声優の井上和彦さん(67)が戸部警察署の一日署長に就任、声優ならではの聞き取りやすい声で「安全・安心 まちづくり宣言」を読み上げた。
井上さんは「特殊詐欺の被害防止」「子どもと女性の犯罪被害防止」「住宅を対象とした侵入犯罪の被害防止」の3つの呼びかけ音声を事前に収録。10月11日から10月20日までの安全・安心まちづくり旬間期間中、県内警察署のパトカーをはじめ、防犯協会などのパトロールカーから音声で防犯を呼びかける。
「身に余る光栄」
井上さんは西区に20歳まで居住してたといい、出身地の警察署の一日署長委嘱にあたり「本当に身に余る光栄」と話した。また収録した防犯の呼びかけが「一人でも多くの方が安全安心について考えてもらうきっかけになれば」と語っていた。
団結式は、コロナ対策として関係者のみで実施。神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進協議会および神奈川県、横浜市、県警察が主催した。壇上には県くらし安全防災局の加藤雅道参事監、県警察本部の則次誠二郎生活安全部長、戸部警察署の豊澤一二三署長、県くらし安全防災局の永野進くらし安全交通課長、西区の寺岡洋志区長が並び、また関係者として西区防犯協会の天笠米藏会長、(公社)神奈川県防犯協会連合会の辻村法隆専務理事が参加した。
西区防犯協会の天笠会長は、団結式において防犯活動への決意表明を行った。
井上さんは『夏目友人帳』のニャンコ先生役をはじめ、『NARUTO -ナルト-』のはたけカカシ役など、人気作品のキャラクターを多く演じている。
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