本牧小学校2年生の小栗駿平君(8)が、8月10日に東京都で行われる空手の全国大会「全日本少年少女空手道選手権大会」に県代表として出場する。小学生の空手で最高峰の大会と称される同大会。小栗君が出場する、形競技の2年男子の部には96人が出場する。
東京五輪種目にも選ばれた形競技は、仮想の敵に対する攻撃技と防御技を組み合わせた演武で競う。突きや蹴りの力強さ、スピード、美しさなどが評価される。
小栗君の得意の形は「燕飛(えんぴ)」。つばめのように素早く敵をかわし、後方に高く一回転する難易度の高い技だ。全国出場をかけた5月の県大会や、7月に行われた関東大会でも抜群のスピードとキレのある燕飛を披露し優勝。2連覇を成し遂げたという。
練習量が強さの秘訣
3人兄弟の末っ子。1歳の頃から、同競技で全国出場経験のある6歳上の兄・優馬さんの真似を始め、4歳から道場「松濤連盟 横浜支部」に通い始めた。負けず嫌いは人一倍で「兄より先に日本一になって、世界一強くなる」と日々練習を重ねる。身長113cmで「学校の背の順は一番前」と小柄だが、腹筋は6個に割れている。
その練習量が強さの秘訣。父・悠さんの指導の下、本牧山頂公園で毎日フィジカルトレーニングに励み、ユーチューブで五輪選手の動画を見て研究。自宅でも多い時には約3時間練習するという。小栗君は「いっぱい練習して日本一になる」と意気込んだ。
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