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公開日:2022.09.08

崎陽軒
初の「シウマイ大使」認定
全国から20人 SNSで情報発信担う

  • シウマイ大使に認定された参加者と崎陽軒の野並社長=右上=、サプライズ登場で会場を盛り上げたひょうちゃん

  • 講師のお手本を見ながら皮に包み、1個ずつ手作りした

 崎陽軒の歴史や品質管理などについてを学び、シウマイづくりを体験する「ご当地シウマイ大使認定講座」が8月27日に崎陽軒本店=西区=で開催された。

 この企画はJR東海とのコラボレーション企画としてツアー形式で実施。全国から107人の応募があり、同社のキャラクターで取締役広報部長でもある「ひょうちゃん」が選考した、崎陽軒ファン20人が参加した。

「駅弁にお手ふき」

 最初に同社広報や開発担当者らが講師となって講義が行われ、崎陽軒の歴史や、旨み成分の比較食文化学、衛生学について学んだ。「東京工場で作っているシウマイ弁当にはかけ紐がなく、パッケージにスカイツリーが描かれている」「崎陽軒が初めて『駅弁にお手ふきをつけた』『真空パックという言葉を商品に使った』」などのネタが披露されると会場から驚きの声が。関西シウマイ弁当や栃木県鹿沼市の街おこしの支援、福井県との協定など近年の取組も紹介され、参加者たちはメモをとりながら熱心に聞いていた。

ご当地シウマイ作りも

 実習では、参加者の出身地ゆかりの具材でご当地シウマイを作り、試食した。神奈川のシラスやかまぼこなどのほか、愛知のサボテン、奈良の奈良漬といった個性的な具材のシウマイも。妹の睦美さん(30)と参加した齋藤仁美さん(33)=保土ケ谷区=は「皮で包んで形を作るのが大変だった。色々と知れたことで、よりおいしくシウマイが食べられそう」と笑顔で話した。

 最後に行われた修了試験で無事全員が合格し、10代から70代までの20人が「ご当地シウマイ大使」に認定された。「シウマイ大使は当社にとって初めての試み。1年間、楽しみながら務めてもらえたら」と野並晃社長。市内からは6人のシウマイ大使が誕生し、今後ツイッターなどを通じて崎陽軒や横浜・神奈川の魅力を伝える情報発信を行っていくという。

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