横浜幸銀信用組合=本店・中区尾上町=は、特殊詐欺被害防止対策の一環として、5月15日からキャッシュカードによるATM振込の利用制限を70歳以上から65歳以上に引き下げた。
その取組に対し、5月9日には加賀町警察署から感謝状が贈呈された。ATM振込利用制限の65歳までの引き下げは神奈川県内の金融機関では初だという。
特殊詐欺の一つ、還付金詐欺の被害は60代が過半数である現状を踏まえ、同署は今年3月に管内にある4つの金融機関にATM振込の利用制限年齢の引き下げを提案。同信組は役員会議で話し合い、全国15店舗のATMで一斉に利用年齢制限の引き下げを決めた。
対象は全国の同信組利用者のうち、今年3月までの3年間にATMで振込を行っていない65歳以上の約4千人。対象者には同信組からはがきが送付されている。申し出を行えば利用可能。その後、3年間利用がなければ、再び制限される。
同信組の池野和己専務理事は「振込詐欺の防止に貢献できれば」と話していた。
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