横浜市こども青少年局では、無職やひきこもりなど困難のある若者の自立支援のため、「よこはま若者サポートステーション」を通じて、2006年度から就労訓練を実施している。
今年度で18年目となるこの取組に対し、機械式立体駐車場事業やIT事業などを行う(株)ファム=中区翁町=が、5年間継続して職場の受け入れに協力したことから、11月21日に市長表彰が行われた。表彰式には、山中竹春市長と吉川直友こども青少年局長が出席。山中市長は、長きにわたる受け入れに感謝し「未来を担う若者のため、今後もこの取組を進めていきたい」と話した。
同社は、事務職として5年間で約15人を受け入れてきた。市によると、就労訓練の希望者は人とのコミュニーションに不安を感じていることが多いため事務職の希望が多いが、現状はその受け入れ企業が少ないという。
同社総務部部長の和田淳子さん=写真左=は、就労訓練ではデータ入力や資料整理などを任せているといい「社会人経験が初めてだったり過去の職場で辛い経験をした人もいるので、まずは楽しく緊張を取ることから始めている。社会は怖くないと知ってもらい、一歩踏み出すきっかけにしてもらえたら」と話した。
なお、就労訓練を3年継続実施した西区の(株)文化堂横浜高島店など3団体には、局長表彰が行われた。市では就労訓練の受け入れ先企業・団体を募集している。(問)【電話】045・671・2324
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
|
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|