南区の横浜清陵高校は、3月18日から甲子園球場で行われる第97回選抜高校野球大会に初出場する。初戦は21日に広島商業とあたる。南区の高校の甲子園出場は、1997年春の横浜商業(Y校)以来28年ぶり。地元の商店街や企業、団体、個人からあつい期待が寄せられる。
2月22日、選手たちは地元からの支援や寄付に感謝の気持ちを伝えようと、南太田のドンドン商店会や弘明寺商店街を訪れ一軒一軒店を巡り、感謝や決意を伝えた。
また、南太田駅のロータリーと弘明寺商店街の観音橋では、選手と監督が集まった地域住民らに寄付や支援への感謝を述べ、「寄付金で買った野球道具は大切に使っていきます」と話した。
支援を募るクラウドファンディングは10日現在で2751人1900万円を超えた(「エールズ 横浜清陵」で検索)。同ページで部員は、「改めて、地元南区の代表という気持ちを強く持ちました」とコメントした。
感謝、試合で返す
地元の企業や団体からは寄付だけでなく、野球道具や飲食物も、数多く寄せられている。
5日には地元の中小企業からなる南事業会が訪れ、試合球1ダースを寄贈。山本耕司会長は「大舞台でも緊張せず力を発揮することを願っている」とエールを贈った。主将の山本康太さんは「こうした支援を当たり前と思わず、感謝の気持ちを試合で返したい」と話した。
![]() 地元・ドンドン商店会には横断幕も登場
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![]() 試合球を寄贈した南事業会の山本会長(右)と山本主将
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