中区長に4月1日付で就任した 永井 由香さん 中区在勤 58歳
対話重ね より良いまちに
○…中区役所で働くのは初めてだが、中区はこれまで務めてきた都市整備局や文化観光局などで関わった馴染み深い地。区長となった今、「改めて地域に深い愛着を持っている方が多いと感じた」と話す。嬉しい気持ちと共に、「頑張ってその愛着に応えないと」と力を込める。
○…これまでの中区での経験で特に印象深いのは、2006年からの3年間。違法飲食店の一斉摘発が進む黄金町・日ノ出町エリアでアートによるまちづくりに関わった。「まちを変えたい」と強く思う地域の人とアーティストと行政と――三者で話し合いながら再生の道を探った。この時、学んだ「対話の重要性」は今も大切にしていることの一つ。「できる限り現場に足を運び、話を聞いていきたい」
○…平塚市出身。母方の実家が鶴見区だったこともあり、小さな頃から横浜は「お出かけ先」として馴染み深いまち。学生時代は福祉の道を志したこともあったが、就職先は「いろいろなことにチャレンジできそう」と横浜という大きな自治体を選んだ。「市民のために仕事をするという大前提は、幅広い意味で福祉に通じているのかもしれない」と振り返る。
○…商業や観光、港のイメージが強い一方で、寿町などもあり多面性を持つ中区。「私一人でできることは限られている。職員や地域、企業、関係団体など様々な方と一緒に、地域課題にもしっかり対応したい」と意気込む。2年後の2027年は区制100周年とGREEN×EXPOを控える。「行政だけが盛り上がる一過性のものにはしたくない」と次につなげる通過点に位置づける。「区民だけでなく外の人にも、中区を知ってもらい、さらに好きになってもらう契機になれば」と話した。
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令和7年(2025年) 国勢調査 調査員を募集詳しくは横浜市HPまたは中区・西区・南区役所の各総務課統計選挙係にご確認ください |
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