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公開日:2026.06.18
南区・中村地区 個人宅サロン「花もよう」10年目に 高齢者集い、歌や手芸
南区の中村地区で高齢者らの交流の場として開かれているサロン「花もよう」が6月で開所から10年目を迎えた。居場所づくりなどを目的に、週1回、個人宅に住民が集まり、歌などを楽しんでいる。主催者は「笑顔があふれる場にしたい」と継続へ意欲を見せる。
「花もよう」は、中村地区の高齢者の居場所や顔が見える関係を作ろうと2017年6月にスタート。南区や中区などで障害者支援施設を運営する社会福祉法人「恵友会」の元理事長である内田惠美子さんの南区唐沢にある自宅1階(約40坪)を会場にしている。
会場周辺の町内会長や住民によって組織される実行委員会が毎週月曜日にサロンを開く。毎回約20人が参加し、歌やヨガ、折り紙、手芸などを楽しんでいる。参加者は中村地区の住民が大半だが、紹介で参加するようになった隣接する中区の住民もいるという。
外出機会を創出
サロンに来てもらうことで外出の機会を作る狙いもあり、コロナ禍でも検温や感染症対策を講じて開催を続けてきた。活動資金には、南区社会福祉協議会の助成金を充てている。
開所から10年目に入ることを記念し、6月8日にはミニコンサートが行われた。約40人が集まり、ハープと篠笛、ピアノによる演奏を楽しんだ。時折、庭からウグイスの鳴き声が聞こえる中、最後は内田さんが作詞した「花もようの詩」を合唱して締めくくり、終了後は参加者がテーブルを囲んで歓談した。
紹介でサロンを知り、3年前から参加しているという女性は「折り紙やちぎり絵など、手を動かす活動も多く、ここに来るのが楽しみ」と話す。
笑顔あふれる場
実行委員会の山田肇委員長は9年間を振り返り、「さまざまな人の協力があってここまで続けられた。この場に集まって話をするだけでもいい。今後も笑顔と笑い声があふれるサロンにしたい」と述べた。さらに、「家の中というリラックスした雰囲気で開催できるのも魅力」と会場を提供する内田さんに感謝した。内田さんも「皆さんの笑顔が見られてうれしい」と語り、住民の交流の場が長く続くことを願った。
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