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公開日:2026.06.18

中華街のごみを綿あめに 資源循環プロジェクトが始動

  • プラスチックごみ約6kgが集まった

    プラスチックごみ約6kgが集まった

  • グループに分かれ中華街を清掃

    グループに分かれ中華街を清掃

  • 集まったごみを分別

    集まったごみを分別

 中区内で拾ったプラスチックごみを油化して生成した油を燃料として綿あめを作る「資源循環プロジェクト」が始動した。11月に行われる中区民祭り「ハローよこはま」で来場者に振舞われる。6月5日は中高生、大学生、地域の人らが参加し、中華街を清掃しプラごみを集めた。

 「ゴミから未来をつくるSDGsプロジェクト」と名付けられた同取組のきっかけは、昨年のハローよこはまでの立ち話。綿あめを作る関内活性会の徳永三朗理事長に関東学院大学理工学部理工学科機械学系の武田克彦准教授が「中区で拾ったごみを燃料にしてお祭りで綿あめを作ってみたらどうだろう」と提案した。徳永理事長はすぐに「面白い」と賛同。武田研究室の「廃プラの燃料化技術」を使って街のごみを資源化するという取り組みが、実現に向けスタートした。「中高生や学生に、『思いを言葉にすると、自分一人ではできなかったことが可能になる』と伝えられれば」と武田准教授は話す。

 ごみ拾い当日は、武田研究室の学生18人のほか、横浜中華学院と藤沢翔陵高校の生徒、地域の人ら計約100人が参加。グループに分かれて中華街のごみを拾った。集めたごみはプラ、一般ごみ、ビン・カンなどに分別。油の原料になるプラごみは約6kg集まった。中華学院で環境美化委員を務める高校2年の篠崎杏理さんと関瑚(さんご)さんは「地元を清掃できて、SDGsを詳しく知ることができると思って参加した。ごみがたくさんあってビックリした」と感想を話した。

 集まった廃プラは、武田研究室で油化装置の加熱釜を通して油に生まれ変わる。通常、廃プラ1kgからできる油は1リットル。今回は汚れなどを含んでいるため、4〜5リットルの油がとれる想定だ。中区民祭りでは、この油で発電機を動かし、綿あめを振舞う。武田准教授は「プラの油化と発電というリサイクル手法を広く一般の方にも知っていただきたい」と話した。

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