京浜急行弘明寺駅で心肺停止状態で倒れた男性を応急手当で救ったとして、京浜急行の駅職員3人に2月14日、南消防署から感謝状が贈られた。
この職員は株式会社京急ステーションサービスの土田保さん、竹平健二さん、小泉翔太さんの3人。
1月17日の午前10時ごろ、弘明寺駅改札口付近で70歳代の男性が突然倒れた。窓口にいた小泉さんがそれを発見し、土田さんに報告。竹平さんと協力して119番通報を行った。土田さんは駅に備え付けてあったAED(自動体外式除細動器)で男性に除細動(電気ショック)を与え、すぐに意識を回復させた。救急隊に引き渡された男性は、病院の集中治療室で治療を受けていたが、現在は一般病棟に移り、快方に向かっているという。
土田さんは「AEDの講習を受けていたので、落ち着いて対応できた」と振り返り、職員の交代時間で通常より多い4人の職員がいたことも幸運だったという。
南消防署の高松益樹署長は「迅速、的確な通報と適切なAED操作の結果で尊い人命を救っていただいたことに感謝したい」と話していた。
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