江戸時代の荷役制度「助郷(すけごう)」を再現した行列が10月9日、永田小学校で行われた。これは「北永田ふるさとふれあいまつり」の中で披露されたもの。
助郷制度は、大名行列などの際、荷物を送り届ける人や馬が不足するため、幕府の命令に応じ、近隣の村が人馬を提供するもの。史料によると、当時の永田村から正徳元年(1712年)に1399人と1832頭の馬が神奈川宿や戸塚宿に荷物を送り届けたとされる。
この伝統行事をよみがえらせようと、1993年に地域住民らが「永田助郷伝承保存連」を立ち上げ、2年に1度、同まつりの中で行列を再現している。
行列には小学生を含む約50人が参加。籠に乗った着物姿の少女に対し、観客から声援が送られていた。
北永田地区連合町内会の春山光則会長は「多くの方の協力があって助郷が伝承されている」と話していた。
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