地震災害に備えるために何が必要かを考える防災イベントが3月25日、太田小学校で開催された。
これは、三春台町内会と三春台東町内会の有志らによって組織される「三春の丘まちづくり協議会」(渡辺進会長)が主催したもの。地域住民など約100人が参加した。
同会は、地震災害に強いまちを実現することを目的に活動しており、これまで地区内で崩れそうな壁や歩きづらい道の改善などに取り組んできた。今回のイベントでは、南消防署から地震への備えに関する話を聞いたほか、家具転倒防止グッズやお湯で作れる非常用ご飯などが紹介された。また、震度7の地震を体験できる起震車が用意され、子どもを含めた家族で体験する姿が目立った。震度5程度でも立つことが難しく、乗った人からは「縦揺れがあると立てない」などの声が聞かれた。
自らの防災備蓄用品を参加者に公開していた渡辺会長は「東日本大震災を受け、家庭の中での防災意識は高まりつつあるが、もっと多くの人に関心を持ってもらわなければいけない」と災害に対する備えの重要性を訴えていた。
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