市立日枝小学校と関東学院高校が12月15日、16日にさいたま市で行われるマーチングバンドの全国大会に出場する。市内でもマーチングバンドの活動が有名な南区の2校が全国の舞台で「金賞」を目指す。
お三の宮でおなじみ
日枝小金管バンド「BRIGHT CHERRY」は3年生から6年生の49人が活動。全国大会出場は2年ぶり。出場するのは50人以下の「小編成」の部で、全国16校が参加する。
部長の村井優作君(6年)は、バンド全体を「協力して集中する時は、大きな力が生まれる」と評している。
お三の宮地区の行事などでの演奏依頼も多く、地域では赤いユニフォームがおなじみの存在に。校庭を使って音を出す練習をする際は、同校が近隣に案内文を配布するなど、理解を求めながら行っている。
大会ではダンスを取り入れた「魔女の宅急便」を演奏する。村井君は「大きく、きれいな音を出したい」と一定得点以上の団体に与えられる金賞を目指す。
歴史と伝統胸に
関東学院マーチングバンドは「KGMB」の愛称で知られる。関東学院の関係者らが1960年代、日本初のマーチングバンドを結成。KGMBも全国大会で優勝した経験があり、日本のマーチングバンド界をリードしてきた歴史がある。
現在の部員は86人。全国大会は3年ぶりの出場。今回は15校が参加する「中編成」の部への参加。
広い体育館で練習するため、川崎まで出かけることも多いという。KGMBに入るためにこの学校を選んだという部長の清水恭兵君(3年)は「全国へ行くことを目標に練習してきた。3年生にとっては最後の舞台なので、目でも耳でも感動させられるようなベストのショーをしたい」と意気込んでいる。
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