南区版 掲載号:2013年4月11日号
  • googleplus
  • LINE

南区民 防災拠点「分かる」半数 市民意識調査で明らかに

社会

 南区民のうち、大規模災害時の避難場所となる「地域防災拠点」の場所を分かっている人が約半数であることが明らかになった。3月下旬に発表された2012年度の市民意識調査の結果で判明したもの。拠点の場所が分かる人は前年度より増えたものの、依然として半数程度であることから、南区役所では区民へ啓発を続けたいとしている。

 市民意識調査は、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月に行い、20歳以上の2314人から回答を得た。このうち、南区民は145人。

 市政への要望などの通常の項目に加え、災害への備えについても質問された。

 地域防災拠点の認知度について、「知っているし、場所も分かる」とした人が市全体では57・3%だったのに対し、南区回答者は51・7%にとどまった。区別では中区(36・6%)、旭区(49・7%)に次いで3番目に低い。11年度の同調査では南区民で「場所も分かる」と回答したのが34・5%だった。1年間で約17ポイント高くなったが、市全体の認知度は34・4%から約23ポイント高くなっており、南区の認知度は市全体を下回った。

 地域防災拠点は、震災による家屋倒壊などにより、自宅での生活が困難な時に避難生活をする場所。南区内では小中学校25カ所が地域ごとに指定されている。

関心低下を危惧

 地域防災拠点では、町内会が中心となって訓練が行われている。今年、ある地区の訓練に参加した町内会長は「毎年、参加者の顔ぶれがほとんど変わらない」と話し、拠点に対する関心が高まっていないとしていた。別の町内会長は「炊き出しなどの形式的なものが多く、拠点を開設するまでの訓練をしなければ、本当の役割を理解してもらえない」と拠点の場所を分かっているだけでは、避難後の運営がスムーズにいかないと危惧している。

避難場所は6割認識

 調査では、大規模火災で避難している学校などが危険になった時に避難する「広域避難場所」の認知度についても聞いた。南区に関係する場所ではY校・蒔田公園一帯など、10カ所が設けられている。

 「場所も分かる」は市全体で55・1%だったのに対し、南区は59・3%で市内で6番目に高く、地域防災拠点との差が出た。

掲示板で告知へ

 区では、これまでも広報や「区民生活マップ」などを通し、拠点の場所や役割を伝えてきた。災害対策を管轄する区総務課は「今年度、自治会・町内会の掲示板にその地域の防災拠点を知らせるプレートを設置する予定」と話し、拠点を知ってもらうための対策を進めていきたいとしている。

拠点の一つ、日枝小で行われた訓練(2月)
拠点の一つ、日枝小で行われた訓練(2月)

駅直結!桜木町ぴおシティ

おかげさまで50周年!3月29日~4月8日、ガラポン抽選会や半額セールを開催

http://www.piocity.com/

<PR>

南区版のトップニュース最新6件

「はれのひ」被害者へ歌う

南区出身・声優松本梨香さん

「はれのひ」被害者へ歌う

3月29日号

空き家活用へ窓口設置

井土ヶ谷太陽住建

空き家活用へ窓口設置

3月29日号

徘徊者をGPSで捜す

六ツ川地区

徘徊者をGPSで捜す

3月22日号

水道料金値上げを検討

横浜市

水道料金値上げを検討

3月22日号

太鼓響かせ被災地支援

中国人から料理学ぶ

中村小

中国人から料理学ぶ

3月15日号

南区版の関連リンク

あっとほーむデスク

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ビブリオバトル体験

ビブリオバトル体験

永田地区センター 本紹介で交流

4月8日~4月8日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年4月2日号

お問い合わせ

外部リンク