9月9日の「救急の日」に合わせ、9月10日、南公会堂で「南区防災講演会」が開催された。講師にテレビ、ラジオなどに多数出演している、防災システム研究所所長の山村武彦氏を迎え、実践的な防災対策の方法を学んだ。
山村氏は、いざという時にどうすれば良いか、さまざまな事例を挙げ紹介。阪神・淡路大震災では、家屋倒壊による死者が多かったと解説し、周囲に助けを求める「命の笛」を紹介すると、一般的なホイッスルとの音の大きさの違いに、参加者から驚きの声が上がった。
山村氏は「生き残った後の備えではなく、生き残るためのマニュアルを日ごろから確認しておきましょう。非常食は生き残ってこそ意味がある。まず生き残らないと」と訴えた。
区総務課によると、講演会には昨年よりも多い約350人が参加。同課の柴田尚正さんは「区民の防災に対する関心が継続していると実感した」と話している。
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