ピアノ演奏にコンテンポラリーダンスを組み合わせた公演「現代への扉ジョン・ケージ」が11月10日、午後3時から吉野町市民プラザで行われる。
ピアニストの中川賢一さんがアメリカの作曲家、ジョン・ケージの「プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」を演奏。それに合わせ、コンテンポラリーダンサーの中村恩恵さんと苫野美亜さんが舞台で踊る。
ピアノと踊りを組み合わせたこの企画は同プラザでは初の試みで「プラザ・ルネッサンス」と名付けた。
ダンサーの中村さんは戸塚区出身。オランダを中心に活動していたが、2007年から拠点を日本に移している。現在は赤レンガ倉庫そばにある芸術家の活動拠点「ハンマーヘッドスタジオ新・港区」内にスタジオを設ける。9月には横浜文化賞を受賞することが決まった。中村さんに公演の見どころなどを聞いた。
――最初に出演依頼を受けた時はどう思いましたか。
「ジョン・ケージは敷居が高いと感じましたが、名作曲家であり、この機会に挑戦したいと思いました」
――ピアノの生演奏の中で踊ることになります。
「踊りで音楽に挿し絵を付けられるようにしたいです。私自身も未知のものに出会う気持ちで、ピアノにどういう反応をするか楽しみです」
――メッセージを。
「心と体が一体となった踊りで見ている方にも同じ刺激を受けてほしいです。心が動かされるような体験をしてください」
◇
入場料は全席指定で3500円。詳細は同プラザ【電話】045・243・9261。
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