障害者がスタッフとして働く市大センター病院6階にある「ふれあいショップサンテ」に対し、11月16日に中村地域ケアプラザで行われたコンサートで集まった募金が寄付された。
ふれあいショップは、障害者に就労の場を提供することなどを目的に市が公共施設に設置しているもの。現在は市内11カ所に開かれている。
「サンテ」は1999年にオープン。南区社会福祉協議会が運営する。
コーヒーや紅茶、弁当、パンなどを販売する。障害者地域作業所で作られた手芸品やクッキーもあり、売り上げは各作業所で働く人の生活に役立てられている。
通常、サンテで3年間働き、弁当店などに就職する。同店で指導する伊藤昭子さんは「次のステップにつながるように教えている」という。現在は2人の障害者が働く。そのうちの1人、佐藤織絵さんは週4日、店に出ており、「将来は会社で働きたい」と願っている。
寄付を受けたことに社会福祉協議会は「引き続き、運営に努力したい」と話す。
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