蒔田地区の住民が中心になって立ち上げた「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)がこのほど、愛知県を訪ね、吉良家代々の菩提寺などを見学した。
同会は「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介が蒔田にゆかりがあったことから、地元住民が蒔田に残る吉良の歴史を調べようと作ったもの。初の本格的な活動となる見学会には17人が参加した。
東条吉良の菩提寺として創建された愛知県西尾市吉良町にある「花岳寺(かがくじ)」を訪れ、鈴木悦道住職から足利時代、応仁の乱など、往時の吉良家の話を聞いた。その後は東条吉良の居城だった「東条城」の跡に移動。東条城は後の蒔田城につながることもあり、参加者は熱心に見学していた。
見学を終え、同会の水野嘉和副会長は「吉良の歴史を知り、改めて蒔田のことをもっと知らなくてはいけないと感じた」という。
齋藤会長は「私たちが生活するまちの過去がどのようなものだったのか興味深い。蒔田の吉良のルーツを辿ると愛知、世田谷の城ともつながり、さらに興味が沸いてくる」と話し、賛同者を募っている。同会への問い合わせは事務局【電話】045・731・2720。
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