市立永田台小学校(住田昌治校長)を1月21日、韓国の小学校教諭ら30人の教育関係者が訪れ、同校の教諭や児童と交流した。
これは、国際間の文化振興に寄与する活動などを行う「ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)」が実施する人物交流事業の一つ。韓国の教育関係者が日本の児童、教職員との交流を深め、相互の理解と友好を促進することなどを目的に行っているもの。
永田台小は、2010年に県内で初めてユネスコスクールに認定され、積極的な国際連携を実践しており、2年前から同校と韓国の教員が互いの学校を訪問し、授業の様子を視察するなど、交流を深めている。
訪れた韓国人教諭ら30人は、同校が実施する国際活動について説明を聞いた後、校内を見学。廊下に掲示された小学生の書道作品などを興味深く眺めていた。
また、初の試みとして韓国人教諭による特別授業を実施。盲学校に勤める李政翰(イ・ジュハン)さんは、4年生に流暢な日本語で自己紹介をした後「目が見えない人の気持ちが分かるように」と、目隠しをした児童に白杖を持たせて歩行させる体験授業を行った。李さんは「今度は韓国の遊びやテコンドーなどの国技を伝えたい」と話し、継続した交流活動に期待した。
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