1月26日の「文化財防火デー」に合わせ、弘明寺観音(美松寛昭住職)で23日、消防訓練が行われた。
訓練は毎年この時期に行われているもの。
南消防署のほか、弘明寺観音自衛消防隊、南消防団第5分団、弘明寺商店街自衛消防隊から55人が参加。火災発生後、弘明寺観音自衛消防隊が国指定の重要文化財「十一面観音立像」などを本堂の外に運び出し、駆け付けた救急隊員が倒れていた参拝客を救助。その後に放水を行った。
美松住職は「毎年、訓練を積み重ねている。消防署や消防団の存在が心強い」と話した。南消防署の牧島敬行署長は「素晴らしい訓練だった。この流れを反復して、いざという時に備えてほしい」と語った。
南消防署は、弘明寺観音以外にも文化財を保有する光明寺(庚台)、宝林寺(永田北)、宝生寺(堀ノ内町)に防火指導を行った。
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