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中村特別支援学校 子どもとの接し方、一冊に 肢体障害児保護者が出版

教育

掲載号:2014年3月20日号

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本を手にする青木会長(右から2人目)ら保護者(中央は佐塚校長)
本を手にする青木会長(右から2人目)ら保護者(中央は佐塚校長)

 市立中村特別支援学校(佐塚丈彦校長)に通う児童・生徒の保護者らが、肢体障害の重い子どもとのコミュニケーションの取り方などをまとめた本、「やさしい声と小さな笑顔」が、3月20日に出版される。

 重度の肢体障害がある子どもが通う同校は「中村うんどう基礎プログラム」という独自の指導法を2008年から取り入れ、それを編集した教科書「わたしたちのうんどう」を教科書として12年に出版。子どもに話しかけながら触れることで、身体認識を持つことにつながることなどを積極的に発信してきた。

 今回出版した本は教科書の内容を簡略化させ、家庭内でも取り入れやすくしたもの。同校PTAの青木弥生会長を中心とする7人の保護者が、昨年11月から出版への準備を進めてきた。

家庭での注意点

 本は子どもの起床から就寝までの家庭での一日を、イラストを交えて説明。手や腕、足や胸など、体の各個所に触れる際の声の掛け方や、子どもの感じ方などが記されている。また、子どもの機嫌別に注意点などが説明されている。

 本はB5判32ページで、有隣堂やインターネットサイトの「アマゾン」などで700円(税抜)で販売される予定。

 佐塚校長は「子どもたちと保護者がどのように接しているのか、多くの人が知るきっかけになれば」と期待する。同校に中学3年の子どもが通う青木会長は「学校では見せない子どもの『家庭での顔』もある。保護者に向けた応援メッセージのような本なので、コミュニケーションの取り方に迷っている人に読んでもらいたい」と話した。

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