今年度、区内のごみ減量に向けたモデル事業に取り組んだ永田みなみ台、中村、南永田・山王台、六ツ川の4地区の連合町内会に3月20日、南区から感謝状が贈呈された。
区民1人が1日に出す燃やすごみの量(原単位)が市内ワースト2位の南区(12年度)では、今年度、ごみ減量に向けた独自策を推進。4地区それぞれがテーマを決め、水切りネットの全世帯配布による生ごみの減量や、剪定枝などのごみを袋の中で一定時間放置することで、重さを減らす取り組みなどを実践してきた。
感謝状の贈呈は、これらの取り組みに対し区から感謝の意を表すもので、贈呈式には各地区の町内会長をはじめ、約20人が出席。山口区長から感謝状が渡された後、1年間の活動を振り返る懇談会が行われた。
燃やすごみに混入しがちな「その他の紙」の適切な回収のため、各世帯に分別用紙袋を配った永田みなみ台地区の関係者からは「呼びかけ一つでごみ出しの意識が変わった」と、手応えを得たという声が聞かれた。
こうした取り組みが実を結び、南区の原単位は昨年度に比べ12g減少し440g(2月末時点)。区では今後、モデル事業に取り組んだ各地区の住民アンケートなどをまとめ、意識や資源ごみの回収量の変化などを確認し、報告する。
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