「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介とゆかりのあった蒔田に関する歴史を調べる市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(斎藤勁会長)の活動説明会が4月13日、蒔田町の旅館松島で行われた。
付近の住民やインターネットで活動を知った人など、約50人が集まった。
横浜歴史研究会副会長の堀江洋之さんや旅館松島の女将で、蒔田の吉良歴史研究会の事務局長を務める島田紀子さんが蒔田と吉良の関係を解説。現在の愛知県にあった吉良の本家は、討ち入りをきっかけにお家断絶となったが、分家として残った蒔田の吉良がその後も続いたことなどを紹介した。その後、参加者は吉良家の菩提寺がある近くの勝國寺を訪れた。
参加者の中には、九州出身で吉良家にルーツがある女性も参加し、「小学校で忠臣蔵の勉強をする際、自分の先祖が悪者扱いされるのが嫌だった」と告白する場面も見られた。
斎藤会長は「今後は歴史の勉強をしつつ、ほかの地域との交流を行い、長く活動が続けられるようにしたい」と抱負を述べた。
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