弘明寺商店街の酒店「川松屋」店主の川松正孝さんが4月18日、中区で開かれた横浜市立大学や横浜商業高校、横浜商業専門学校の同窓会組織「進交会」主催の教養講座で講演した。
川松さんは国税庁醸造試験所で酒の研究を行っていた経歴を持つ。「発酵の文化・酒と食を楽しむ」をテーマに食文化の大切さなどを30人の参加者に語った。
コンビニエンスストアなどで24時間、何でも食べられる時代になったことに触れ「好きなものしか食べなくなっている」と偏った食生活になりがちな現代人の特徴を解説。酒やみそなどの発酵食品について説明し、最後は店舗で販売する甘酒の試飲を行った。川松さんは「発酵食品が身近な存在であることを知ってもらえたのでは」と語った。
同会の会員は約5万人で、会員同士の親睦を深める活動を行う。教養講座は中区相生町の進交会館で年6、7回実施している。
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