昨年、中区から移転した市立横浜総合高校(天野真人校長)の生徒と地域住民が歌を通じて交流する「季節の唱歌を歌うつどい」が6月21日、同校で行われた。
地域とのコミュニケーションを図るために同校が初めて企画したもの。昨年、同校近くの大岡第二町内会の老人会で生徒が歌を披露したことがきっかけとなり、交流が続いている。この日は同校の「うた部」に所属する12人が、訪れた約50人の住民に唱歌を届けた。また、「われは海の子」などを参加者で合唱。校舎内に優雅な歌声が響いた。同部部長の坂上葵さん(3年)は「唱歌を歌うのは初めてだが、いい経験になった」と古くから愛されている歌の素晴らしさを実感した様子で話した。
同校は大規模災害時に住民を支援する活動を考えており、地域との顔が見える関係作りを進めている。大岡第二町内会の山本順三郎会長は「さまざまな場面で若い人の力が必要。気軽に接していける関係を築きたい」と話す。同校の天野校長は「皆さんの楽しそうな様子が励みになった。学校と地域とのつながりを大切にしたい」と抱負を語った。
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