宮元町のスーパー「横濱屋」蒔田店が近隣の4小学校を応援しようと、買物客が応募したレシートの金額の1%を学校に寄付する取り組みを進めている。
横濱屋の山本宗男常務が研修で訪れた米国のスーパーで学んだものを参考に2005年、「学校ファンド」として神奈川区の店舗で始めた。買物客にレシートを店内の箱に入れてもらい、その金額の1%分を同社が学校に寄付する仕組み。
年間約10万円
蒔田店と隣接する酒販売店の2店は08年から開始。毎年、11月の1カ月間が対象。昨年はスーパーと酒販店で944万円分のレシートが集まり、9万4千円を蒔田、大岡、井土ヶ谷、南太田の4小学校に等分して寄付した。これまでの6年間で合計約65万6千円を4校に渡している。
南太田小学校の仙田くに子校長は「子どもたちのために活用しており、とても助かっている」と話す。同社によると、ほかの学校では、登下校時の見守り活動を行うボランティアが着用するベストやPTAの活動費に充てられているという。
山本常務は「お客様がレシートを入れることで意思を示し、学校とつながっているということを実感していただくため、この方法にしている」という。会社全体での取り組みが始まって10年目を迎え、「地域に浸透していると感じる。これからも子どもたちのためになれば」とさまざまな形での地域貢献を考えている。
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