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南区 文化

公開日:2015.01.22

美容師が伝える「塗り絵」
講座が注目集める

  • 作品を持つ原さん

 大岡で美容室を営む原辰男さん=人物風土記で紹介=が昨年9月に立ち上げたボランティアサークルの「大人の塗り絵クラブ」。現在、7人の地元住民が大岡地区センターで月に2度、絵の講習に励んでいる。



 小さいころから絵を描くことが好きだった原さんは、美容師として30年以上働く中でも「仕事の合間によく練習していた」という。



 5年前から始めた「塗り絵」は、書店で購入した専門書を使って自己流で技術を高めた。2010年には、大手出版社などが主催する「大人の塗り絵コンテスト」で自身の作品が入選。その後、都内で開かれる専門教室に通うなどの努力を重ね、14年にインストラクターの資格を取得した。



 2月上旬に大岡地区センターで行う初心者向けの講座が定員に達するなど、注目度が高まる「塗り絵」の世界。原さんは「楽しんでもらうのが一番。美容室と同様に『来てよかった』と笑顔で帰ってくれるようになれば嬉しい」と話す。

 

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