南警察署(中野良則署長)で1月16日、署員が鍛え上げた武道技術などを披露する恒例の「武道始式」が行われた。
中野署長はあいさつで「日ごろの武道で鍛えた心、技、力を十分に発揮してほしい」と署員を激励。柔道競技は13人、剣道には15人の署員が出場し、勝ち抜き戦で争った。
試合は有段者同士のハイレベルな攻防となり、気合いのこもった掛け声とともに磨き上げた技を披露。各自治会町内会長など100人以上が観戦に訪れる中、素早い動きで積極的に攻める選手には大きな拍手と歓声が送られた。
初めて観戦したという女性は「それぞれの選手が互いに声を掛け合っていたのが印象的だった。(警察官の)チームワークの良さを感じた」と興奮した様子で語った。競技の後には、護身術演武や蒔田中学校ブラスバンド部による演奏なども披露された。
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