市立大岡小学校(相澤昭宏校長)で1月23日、「公開授業研究会」が行われた。
同校は児童が地域の魅力を知り、伝えていく授業を通して「個と集団がひびき合い、高め合う」学習を推進。授業を教育関係者らに公開し、教諭らが話し合って授業力と児童の学力向上を目指している。
全国から小学校教諭など約400人が同校を訪れ、各クラスで発表された研究の成果と進捗状況に熱心に耳を傾けた。
5年1組は、大岡川をいかだで下り、住民に地域の魅力を発信するプロジェクトを計画。川沿いで印象深かった場所について児童が議論を繰り広げ、「カモが飛び立つ瞬間を見ることができる場所があった」など活発に意見が出された。
相澤校長は「さまざまな地域の方の力が子どもたちの『学び』を育ててくれている」と感謝した。
公園愛護会と交流
24日には、市立日枝小学校(大内美智子校長)で2006年以来となる「研究発表会」が行われ、全国の教育関係者ら約500人が出席。児童は「生きて働く『知』を創造する」をテーマに、地域でのさまざまな体験を通して学んだ研究の成果を発表した。
2年3組では、近くにある睦町公園の美化に努める公園愛護会の住民との交流を通して感じたことを児童が発表。今後は、「感謝の気持ちを込めて保育園の子どもや地域の人が笑顔になれるイベントがしたい」などの意見があがった。
三橋弘康副校長は「子どもたちの頑張りを全国の先生に見ていただきたかった。地域の皆さんが温かいので、児童の研究活動も盛り上がっている」と述べた。
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