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県立こども医療センター 看護の日に「病院見学会」 5月12日 一般向けに初開催
六ツ川の県立こども医療センターで5月12日、病院見学会が開催される。参加無料で午後2時から。
同院の森内みね子看護局長が「こども医療センターにおける看護」をテーマに講演するほか、小児病院としてさまざまな設備環境が整う同院の複数の部署を職員の解説付きで回る。
難病と闘う子ども知る
開催日は助け合いの心が育つように制定された『看護の日』にあたる。同院は住民に「こども病院」を知り、親しみを感じてもらう機会にしてもらおうと企画。一般向けには初めての見学会となる。
竹村昭事務局長は「難病と闘う子どもや家族、小児病院の機能と取り組みをたくさんの方に知ってもらえたら」と参加を呼びかける。
対象は地元住民と同院に子どもが入院・外来通院する家族。予約制(患者家族は不要)で申し込みは5月11日までに左記へ電話を。
こども病院 もっと身近に
2013年に厚労省から県内唯一の小児がん拠点病院に指定されるなど、国内小児医療の最前線に立つ同院。病院を牽引する康井制洋総長にインタビューを行った。
―どんな患者さんが利用する病院ですか。
「診断が難しい小児患者さんが開業医や中核病院からの紹介で利用されます。また、病気が原因で障害が残った子どもや胎児にリスクが高い妊婦さんも来院します。高度先進医療を行う小児のための病院です」
―病院の方針、特長はどんなところですか。
「臓器疾患の治療はもちろん、心の診療や緩和ケアの充実に努めています。また、治療後の障害や後遺症で苦しむ患者さんと家族が安心して自宅に戻れるような支援を行っています。病気を『治す』だけでなく、その後のサポート体制にも力を入れています」
―4月10日に横浜市から「小児がん連携病院」に指定されました。
「1万人に1人が発症するとされる小児がんは、家族が『どこに相談したら?』と迷ってしまうことがあります。連携病院は診療する病院を明確にし、医療関係者で話し合いながら最善の治療法などを見つけるための試みです」
―今後の取り組みや抱負をお聞かせください。
「当院では近日、『小児がんセンター』を設置することが決まっており、先進的な治療や家族の方への支援体制をさらに充実させていきます。県立病院は住民の方の『心』の支援に支えられて運営しています。地域に向けた情報発信でこども病院を周知させ、小児医療の発展と子どもたちの明るい未来につなげていきたいと思っています」
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 県立こども医療センター
横浜市南区六ツ川 2-138-4
TEL:045-711-2351
FAX:045-721-3324
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