市立藤の木小学校(大橋恵子校長)で4月22日、子ども防犯教室が行われた。
県くらし安全交通課の職員が講師を務め、この春入学した1年生108人に誘拐事件に巻き込まれないための「約束ごと」を伝えた。
不審者からしつこく声を掛けられた時の対処を学ぶ場面では、児童が大きな声で「助けて」と叫ぶ練習を実践。真剣な表情で小学生としての心構えを学んだ。
サポーターが架け橋
区内の小中学校で実施される防犯教室の開催には、スクールサポーターと呼ばれる県の嘱託職員がかかわっていることが多い。
元警察官で現在、スクールサポーターの梅原繁喜さん=人物風土記で紹介=は、区内の学校を訪問しながら校内外で起きるトラブル情報などを収集。生活指導担当の教諭らと話し合う中で、児童・生徒が「非行」「薬物」などの道に進まないよう、各種防犯教室の開催を提案している。
今回、藤の木小から教室開催の要望を受けた梅原さんは、くらし安全交通課に出張講座の話をした。
梅原さんは「誘拐事件は全国で被害が発生している。こうした試みの一つひとつが犯罪防止につながってほしい」と願った。
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