蒔田中学校(木村悦雄校長)に子どもが通った親などが集まるPTAコーラスグループ「コール花の木」が6月6日、港南区民文化センター「ひまわりの郷」で設立30周年を記念したコンサートを開催する。入場無料で午後2時開演。
「アヴェ・マリア」や「大地讃頌」など、なじみのある19の名曲を合唱するほか、歌と演劇が楽しめる音楽劇などが披露される。
70代女性も参加
同会は保護者が学校に足を運び、楽しめる機会を作ろうと1985年に設立。現在40代から70代の女性17人が所属する。
週に一度、蒔田中学校や代表の山室美和子さん=人物風土記で紹介=の自宅などで練習に励んでおり、同校の合唱コンクールや地域のコンサート「南区親と子の合唱祭」などに毎年出演。地域の老人ホームなどでもボランティアで歌を披露している。
初心者も多かったが、蒔田中の音楽教諭だった鈴木昌子さんらが指導し、次第に実力をつけた。鈴木さんは「それぞれの気持ちを乗せて歌いたい」という。
娘が中学2年の時に設立した同会に当初から入る藤平妙子さんは「いろいろなことがあったが歌と仲間に支えられた」と30年の思いを込めてステージに立ちたいという。
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