市立藤の木小学校(大橋恵子校長)で6月9日、4年生から6年生が参加するクラブ活動が始まった。今年度から新設された和太鼓を学ぶクラブの講師を、区内の太鼓団体「竜の鼓会」と「久良岐太鼓」代表の倉持千賀子さん=人物風土記で紹介=が務めた。
倉持さんは同校の給食調理員を今年3月まで勤めており、毎年、運動会で和太鼓演奏を披露している。大橋校長が児童に伝統文化を伝えてもらおうと太鼓指導を依頼した。
クラブには19人の児童が集まり、活動初日はそれぞれが太鼓クラブを選んだ理由などを発表。「幼稚園で演奏したことがある」という経験者もいた。
また、グループ名を考える話し合いも行われ、「藤の木伝統和太鼓クラブ」に決まった。活動は来年2月まで、計9回実施され、1月下旬ごろには発表会も予定されている。
同校には陸上、ダンス、科学実験、料理など12のクラブがあり、そのほとんどを同校の教諭が指導しているが、和太鼓クラブと茶道クラブは外部から講師を招いている。
倉持さんは「子どもたちは活発で目が輝いていた。一人ひとりのやる気を感じた。先生方のバックアップも心強く、私も頑張らなくてはと気持ちが入った」と初日を振り返った。
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