南区薬剤師会(川田哲会長)に加盟する薬局72店に6月から市消防局が作成したパンフレット「救急搬送事例から見たケガの予防対策」が置かれている。
パンフレットには家庭内などで発生しやすいケガと予防策が書かれている。近年、高齢者のケガによる搬送が増えていることから、南消防署が同会にパンフレットの配布を依頼した。
各店に50冊が配られ、希望者に配布している。川田会長は「高齢者から乳幼児まで幅広い方々からの相談事例も多く、社会貢献の一環として協力した」という。
依頼した南消防署は「薬局に来る高齢者の方に手に取って読んでほしい」と話す。消防署の依頼に応じた区内の銭湯にもパンフレットが置かれており、啓発活動を強化している。
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