4月の桜まつりや大岡川沿いの桜を撮影した写真コンテストの表彰式が6月16日に区役所で行われた。
コンテストには74人が198点を応募。審査の結果、18点を優秀作品に選び、最優秀にあたる南区長賞には、都筑区に住む秋山満さんの作品「満開の桜の下での野点」が選ばれた。
秋山さんは写真歴60年を超えるベテラン。都筑区を中心に横浜北部の散策コースを案内するボランティア活動をしている。南区で桜まつりが行われていることは知っていたが、撮影するのは初めてだったという。
秋山さんはボートの上で野点を行っている様子を満開の桜と一緒に収めた。「初めて応募したが、入賞する自信はあった」という。審査員の報道写真家・浜口タカシさんは「常連が多いコンテストの中で、初応募で区長賞は素晴らしい。今までにない構図で申し分ない」と評価した。優秀作品は30日まで区役所3階のギャラリーに展示されている。
ほかの入賞者は次の通り(敬称略)。▽南区民まつり運営委員会委員長賞…木村路子▽桜まつり実行委員会委員長賞…恒川富子▽優秀賞…鈴鹿栄三郎、矢吹イキ子、野瀬ゆき子▽審査委員特別賞…天笠亮平、内田皓朗▽弘明寺商店街賞…鈴木壽美子▽南工業会賞…菊池武二郎▽サカモトフォト賞…斎藤ふさ子、高階利彦、小石川良一▽入選…坂本美那子、野口文重、根本紀男、右近良孝、野崎恵史
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