南吉田小学校(藤本哲夫校長)で7月27日、28日の2日間、児童向けの読書会「こわいはなしワールド」が行われた。
同校は中国やフィリピン、ロシアなど、外国籍児童が多く、自身が外国籍か両親のどちらかが外国籍の児童が約半数を占める。
保護者によるボランティアが絵本などを子どもに読み聞かせる活動を続けている。夏休みの読書会は各国の文化に親しんでもらおうと、昨年から始めた。今回は怖い話をテーマに本を選んだ。
2日間で「のっぺらぼう」のほか、中国、韓国、ロシアなど7冊の本が紹介された。ロシアの民話「おおかみとやぎ」はロシア出身の児童が翻訳を手伝い、分かりやすい言葉で伝えられた。
読み聞かせボランティアの代表を務める土屋乃以さんは「読み聞かせを続けたことで、最近は子どもが喜んで図書室に来ている」と成果を口にする。藤本校長も「図書室に外国語の図書が少しずつ増えてきた。外国の本を日本の児童にも読んでもらい、外国とのつながりを作ってほしい」と期待した。
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