南区の少年野球チーム「永田オックス」の赤井誠那（せな）君（永田小学校６年）が、12月27日から行われる少年野球大会「ＮＰＢ12球団ジュニアトーナメント」に出場する横浜ＤｅＮＡベイスターズジュニアチームに選出された。



　大会は野球少年にプロ野球選手の夢を身近に感じてもらおうとプロ12球団がジュニアチームを結成して優勝を争うもので11回目。ベイスターズジュニアの選考会は７月から４回にわたって実施され、約７００人の小学６年生が参加。技術面やチームメートを思いやる心、野球に向かう真摯な姿勢などを基準に18人の球児が選ばれた。



　赤井君は小学１年で野球を始め、永田オックス入部当初は投手や外野手などで活躍。同チームの斎藤正昭監督から遠投90ｍの強肩を買われ、今年４月からは主に捕手を務める。体が大きくなり始めた小学４年以降に急成長したと話す斎藤監督は、「コツコツと見えないところで努力するタイプ。足も速く『走・攻・守』揃った選手」と評価する。



　ベイジュニアでは投手や外野手での起用が予想される赤井君は、「打って抑えて鈴木尚典監督を胴上げしたい」と力強く宣言する。