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公開日:2016.02.25

ジャパンプローブ
優良企業で全国表彰
中村町・機器製造社が快挙

  • 記念盾と“曲がるプローブ”を持つ小倉社長

 中村町にある超音波検査用プローブ(探触子)製造業「ジャパンプローブ株式会社」(小倉幸夫代表取締役社長)がこのほど、社会的に優れた成果を上げる全国の中小企業を表彰する「第49回グッドカンパニー大賞」で特別賞に輝いた。神奈川県内企業の受賞は同社のみで、2009年以来6年ぶり12社目。同社はこれまで困難だった凹凸がある物の検査を容易にする超音波プローブを開発するなどし、社会貢献度や将来性などが評価された。

 約60の企業団体で組織され、中小企業に関する調査研究などを行う公益社団法人中小企業研究センター=東京都=主催の「グッドカンパニー大賞」は1967年に創設された。日本で最も歴史がある中小企業のための表彰といわれ、これまで約630社が受賞する。

 審査対象は文科省や商工会議所などの推薦を受けた資本金、または出資総額3億円以下の法人・個人企業。技術開発や地域振興などに力を入れ、近年の業績や将来性を認められた企業がグランプリや特別賞などに選出される。今回は同社を含め16社が選ばれた。

航空機点検に新製品

 1979年創業の同社は社員40人。物を壊さずに内部の様子や物の性質などを把握する超音波検査プローブの研究開発、製造・販売などを行い、超音波プローブで国内40〜60%のシェアを誇る。同社は、湾曲部や隙間、凹凸がある物の検査や計測を実現する”曲がるプローブ”を2014年に開発。現在は航空機のメンテナンスなどに使用されるほか、乳がん検診に使用する医療用プローブの実用化に取り組むなど、新分野における研究・開発にも力を入れており、社会貢献度や将来性などが評価された。

 2月1日に都内で行われた表彰式で賞状と記念盾を受け取った小倉社長は、「横浜、南区の企業として受賞を大変嬉しく感じている」と話した。

石川小に掲示板

 同社は社員持株を推奨しており、約8割の社員が株主。小倉社長は「やる気向上につながっている」という。昨年から経常利益の1%をユニセフや日本赤十字社などに寄付。近くにある石川小学校に掲示板設備を贈るなど、地域内での社会貢献活動にも力を入れる。

 同社を「グッドカンパニー大賞」に推薦した横浜商工会議所は「業績面や社員の『やりがい』を生む環境作りなど、どこをとっても優れていた。(受賞は)大変喜ばしいこと」と話した。

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