大岡川沿いに広がる満開の桜（過去）
約７００本の桜が咲き誇る名所として知られ、毎年多くの見物客が訪れる大岡川沿い。現在はうっすらと桃色に色付いたつぼみが今か今かと開花を待っている（３月20日時点）。３月下旬から４月上旬に満開を迎えると予想される。
大岡川桜まつり
中区側の「大岡川桜まつり」は４月２日と３日の２日間実施される。両日とも午前11時から午後４時まで。
２日は福富町西公園に芸能舞台や福祉イベントコーナーが設けられるほか、フラワーマーケットなどが開かれる。桜桟橋からは大岡川を大型ゴムボートで移動する桜クルーズが楽しめる。
３日は、会場周辺に架かる８つの橋付近を巡るスタンプラリーがある。末吉町や日ノ出町、長者町の各会場には屋台村が広がる。
川沿いに付けられたぼんぼりが幻想的な雰囲気を醸し出すライトアップは４月10日まで（点灯時間は午後５時〜12時）。（問）実行委【メール】info＠river-sakura.com
南のシンボル守る人々
「南区桜まつり」は蒔田公園で４月３日に開催される。
南区には、桜の保全活動を行う「さくらボランティアの会」がある。約50人のメンバーが年間通して桜の木の状態をチェック。川沿いの清掃や回収した落ち葉を利用した堆肥作りなどに取り組む。長井進代表＝人物風土記で紹介＝は、「太い幹の木の枝に大きく広がるように付いた花を見てほしい」と話す。
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