南区出身の歌手・矢口早苗さん=人物風土記で紹介=が7月18日、弘明寺観音でコンサートを行った。
気温30度を超える真夏日の中、会場には矢口さんのファンや寺を訪れた参拝客、地元住民など50人以上が集まった。
矢口さんは涼しげな浴衣に身を包み、バンドメンバーのハーモニカとキーボード演奏に合わせて「伊勢佐木町ブルース」など、横浜ゆかりの歌を披露。激しく体を揺らしながら感情を込めて歌う姿に観客が手拍子で応えていた。
曲の間のマイクパフォーマンスでは、「早苗」という名を弘明寺観音で命名されたエピソードなどを話し、会場を盛り上げた。
矢口さんは全国でライブ活動を行っており、今年は「地元への恩返しに」と市内の介護施設や飲食店などでボランティアコンサートも複数企画。活動の幅を広げている。問い合わせはメール(s.kyo@ac.auone-net.jp)で。
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