南区内の中学生などが所属する少年野球チーム「横浜南ボーイズ」(大谷剛正会長=人物風土記で紹介)が8月9日から13日まで大阪府で行われた「第47回日本少年野球選手権大会」に出場し、準優勝した。夏の全国大会4回目にして過去最高の成績となった。
大会にはボーイズリーグに加盟し、各支部予選を勝ち抜いた48チームが出場。南ボーイズは5月から6月に行われた県大会で上位2チームに入り、2年ぶりに同大会出場を決めた。
地元の大阪代表チームと対戦した1回戦は序盤に6失点する苦しい展開から打線が奮起。最終7回裏に主将の西平圭汰君(南中3年)がタイムリーを放って同点に追いつくと、延長8回にサヨナラ勝ちを決めた。
勝負強く接戦制す
劇的な勝利で勢いに乗った南ボーイズは2回戦、準々決勝と1点差の接戦を制した。準決勝では、同大会11回の出場を誇る鳥取県の強豪と対戦。田嶋晴人投手(3年)が完封し、1対0で勝利した。
決勝は奈良県代表に1対4で敗れたものの、2年前のベスト16を大きく上回る過去最高成績を収めた。全6試合中4試合で1点差の接戦をものにし、勝負強さを発揮した南ボーイズ。主将の西平君は「みんなで団結できたから最後まで残れたのだと思う」とチームワークの勝利を強調した。
後藤均監督は、「大会直前まで調子が上がらず不安もあった。ここまで来られたのは全国制覇を目標にやってきたから。子どもたちに感謝したい」と話した。
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