五町会で盆踊り大会
六ツ川二丁目の５つの自治会（六ツ川高嶺、つくしケ丘、旭ヶ丘、三金、三金第二）が共催し、約40年続く「五町会合同祭礼盆踊大会」。今年は８月20日と21日の２日間、六ツ川二丁目第一公園で開催された。
各自治会の世帯数は１３０〜３００と少ない。祭りは５つの自治会が集まって一緒に盛り上がれる行事を作ろうと始まったという。
毎年、各自治会が焼き鳥や綿菓子、くじ引きなどの模擬店を分担して準備する。また、費用面を管理する総務部、神輿のルート設定を行う運営部、会場を彩る入場門を用意する設営部など、部門を分けて２年ごとに役割を交替しながら、各自治会が10年で全てを経験できる工夫もしている。
毎年３月には合同防災訓練も実施。放水やＡＥＤの使い方などを住民が確認する。高嶺自治会の最上直会長は「近所に住む人の顔を知ることで『助け合おう』という気持ちが芽生える。盆踊りや訓練がそのことにつながれば」と話す。五町会では少子化も深刻だが、子どもに故郷への愛着を持ってもらえるような取り組みを今後も進めたいという。
太鼓の音に合わせて踊る子ども
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