南区総合庁舎移転に伴い、2月から試験運行されているシャトルバスの7月中旬から9月上旬の利用調査結果が公表された。開始後7カ月間の利用客は1日平均71・9人で、依然として市交通局が運行継続の目安とした120人の約6割にとどまっている。
シャトルバスは、南永田団地を出発し、六ツ川や別所など、16カ所の乗車場を通り、区庁舎までを約50分でつなぐ。1日4往復している。
同局は1年間の試験運行後も継続するかの判断材料の一つとして、庁舎前の乗降客数の目標を1日120人に設定。11月4日までの状況で決めるとした。
今回公表された7月11日から9月9日までの利用客は1日平均72・6人で、前8週間の77・5人より減少した。7月25日には過去最高の123人を記録し、初めて1日目標の120人を超えた。しかし、8月中旬は50、60人台が続くなどし、期間全体ではこれまでと大きな変化はなかった。
累計では1日平均71・9人。調査期間は残り約1カ月しかなく、平均120人を超えるのは非常に困難な状況になった。
区は利用が多い区西部の南永田・山王台、永田みなみ台、六ツ川、六ツ川大池、別所の5地区全戸、約2万8千世帯にバスについて知らせるチラシをこれまでに2回配布している。
交通局は11月4日に調査を終え、遅くとも年内には来年2月以降の運行を判断する見込みだ。
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