市立別所小学校(矢崎真理校長・児童数479人)で10月29日、創立40周年を祝う「お祝いの式」が行われた。全校児童のほか、別所地区連合町内会の平戸善久会長、六ツ川地区連合自治会の最上直会長など約40人の来賓が出席。児童有志で結成された「バンド隊」の演奏が華やかにオープニングを飾った。
別所、六ツ川の計12の自治会・町内会から40周年を記念して贈られた沖縄民謡太鼓を使って4年生児童が演奏。力強く式典を彩った。同校を巣立った卒業生は約5千人。矢崎校長は「来賓の方の理解が深く、別所小のことを大切にしてくださった40年なのだと感じた。児童は愛校心を育んでほしい」と述べた。別所地区連合町内会の平戸会長は「演奏が大変良かった。別所小で学んだことを基盤に大きくなってほしい」と話した。
壁画修復が完了
30日には、40周年に合わせて修復が進められていたタイル壁画のお披露目もあった。
修復に取り組んでいたのは、1986年に同校を卒業した10期生の有志。卒業記念制作で作ったタイル画の一部が劣化していたことから、今年夏から本格的にはがれたタイルの絵を描き直すなどした。
お披露目には10期生約40人のほか、当時の担任や保護者も駆け付けた。体育館では同校で36年間続く「なわとび記録会」の記録を持つ10期生と縄跳びが得意な在校生が対決をするなどして盛り上がった。
中心になって企画を進めてきた工藤庸二さんは「壁画修復をきっかけに、しばらく連絡がなかった同級生が顔を出してくれることもあった」と話し、今後も学校のためにボランティア活動を行っていきたいとした。
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