子どもに餅つきを指導する大人
「みんなの公園」中心に
別所中里台町内会（高松英夫会長・４８０世帯）は町内会の中心にある別所第一公園で餅つき大会や花見会、芋煮会などを開催し、異世代交流を図っている。こうしたイベントの多くは住民の活動拠点となる町内会館が10年前、公園内に新設されたことで活発に企画されるようになった。
近年は餅つきを経験したことがない子どもも多いが、保護者や町内会役員らが一緒に杵を持って指導。初めて体験する杵の重さやつきたて餅の美味しさに喜ぶ子どもが多いという。
花見会は焼きそばや焼き鳥、綿菓子など多くの露店でにぎわう。芋煮会では大釜を使って里芋などを調理。２５０人分を用意し、来場者みんなで季節の味を楽しんでいる。
高松会長は「地域住民の顔が見える関係作りが基本。子どもや高齢者、障害者もみんなが何となく集まってくれるような『みんなの公園』になれば」と話し、今後も公園を中心とした異世代交流、地域の絆を生み出したいという。
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