自分たちが選んだメニューが給食に――。市立日枝小学校(堀江邦子校長)で2月16日、児童が「選挙」で選んだおかずを給食に出す試みがあった。
この「給食おかず選挙」は、小学生にも選挙に関心を持ってもらおうと、南区選挙管理委員会が企画。同校に依頼し、昨年12月6日、6年生を対象に実施した。選挙にはグラタン、とんかつ、麻婆豆腐の3品が”立候補”。各メニューに関し、6年生の担任教諭3人が演説をして、アピールした。
その後の投票では、実際の選挙でも行われる名簿の確認や用紙の交付、開票作業も児童が体験した。投票の結果、113人中78人の支持を得たとんかつが”当選”した。
人気のとんかつ
16日の給食には、とんかつが登場。横浜産の豚肉「はまぽーく」を使い、食べやすい厚さで揚げられた。とんかつに投票した児童は「あまり給食に出ることがなかったので投票した。自分たちが選んだメニューが出てきて嬉しい」と話した。
同校の堀江校長は「投票を体験し、選挙に対して前向きになってくれれば」と期待。南区役所の担当者は「今後も児童が選挙で何かを決める取り組みを行っていきたい」としている。
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