別所地区の町内会活動やまちの魅力をフェイスブックなどのSNSを使って発信することを考える3回連続講座の最終回が3月22日に別所コミュニティハウスで開かれた。講座を受け、同地区の住民は今後、SNSでの情報発信を検討する。
講座は地元の魅力を探し、楽しみながら表現する方法を学んでもらおうと、南区役所と別所地区連合町内会(平戸善久会長)が主催。まちづくり活動の支援を行う株式会社イータウンが講座を企画し、地域住民約30人が参加。1、2月にフェイスブックの活用法や地域にある南が丘中学校や白山神社を取材し、効果的な写真撮影法を学んだ。
最終回の22日は、フェイスブックを活用して町内会の情報を発信する中区の日ノ出町町内会の関係者を招き、SNSの利点などを聞いた。同町内会はフェイスブックに祭りの神輿の担ぎ手を募る内容を掲載したところ、それを見た若い人の参加が増えたことや行政から外国籍住民向けの案内チラシを掲載していることなどを紹介した。
その後、参加者が今後のSNS活用の取り組みや課題をグループで議論。「誤った内容を掲載したらどう対応するのか」などの疑問が出た。参加者の約4分の1はSNSを利用しており、「仕組みさえ作れば難しくない」との声も聞かれた。
同連合町内会の平戸会長は「SNSも情報発信の一つとして考えたい」と回覧板や掲示板に加えて、SNSの活用を検討する。
南区内ではホームページを運用する連合町内会はあるが、本紙の調べではフェイスブックを活用しているところはない。
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