北永田地区社会福祉協議会(春山光則会長)が5月18日、永田北1丁目の葬儀社「あんざいセレモマイホール」で同地区の住民らが交流を楽しむふれあいサロンを行った。
同地区社協にはこれまで、多くの住民が集まって福祉活動の企画を考えたり、取り組みを実行するための拠点がなかった。それを知ったセレモマイホール統括責任者の安西隆さんが今春、葬儀の少ない「友引」の日に同社の館内を地域向けに開放。今回は開放後、初めてのサロン開催となった。
「マイスター」招く
当日は、市内の優れた技能職者が認定される「横浜マイスター」の称号を持つ板金技能士・玉田正さんを講師に招き、銅板に絵を描く講座を企画。約10年前、春山会長が中区で開かれたマイスターの教室で玉田さんと知り合ったことが縁で、企画が実現した。
約20人が参加。参加者は薄い銅板の上に花や動物などのイラストが描かれた紙を重ね、ボールペンでなぞるなどし、銅板に深い溝を付けた。その後は溝を竹べらで膨らませ、布で磨いてきれいな作品に仕上げた。
春山会長は「地域の人が外に出てもらう機会になった。幼児から高齢者まで、幅広い世代が集まれるような企画を考えていきたい」と話した。6月には同社の駐車場を利用し、プール遊びを楽しむイベントを親子向けに計画しているという。
セレモマイホールの安西さんは、「人が集い、楽しんでもらえる場所として地域への認知が広がれば」と期待した。
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