市立大岡小学校の通学路で、同校の北側にある弘岡橋付近の道路の約150m区間(弘明寺町58先〜同80の6先)が6月15日から、平日午前7時30分から8時30分までの1時間、一方通行規制となった。
同区間は児童が多く通り、道幅が狭く、自動車が対面通行すると安全な歩行スペースを確保するのが難しい。南警察署によると、過去3年間で人身交通事故は発生していないが、危険を感じている人が多くいた。
そのため平日の同時間内に限り、弘明寺商店街方面からの自動車の進入を禁止。車の交通量を減らし、児童が登校する時間の交通安全を確保する。
同区間は学校や警察、保護者らが通学路の安全を話し合う「スクールゾーン対策協議会」でも、数年前から安全対策の要望が出ていた。同規制への理解を地域住民から得て、同校PTA校外委員が2015年に一方通行の要望を南警察署に出した。県警本部に上申され、同規制が決まった。
大岡小の相澤昭宏校長は「通学路の安全を見守る地域の方や保護者の声が届いたことが嬉しい。要望を受け止めてくれた行政機関に感謝したい」とした。
規制される朝の時間は6月末まで警察官が立ち、ドライバーらに周知を図る。
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