弘明寺商店街内で酒店「川松屋」を営む川松正孝さんが酒や発酵食品の楽しみ方について語る講座が6月24日に同店であった。
川松さんは、東京農業大学大学院で発酵学を専攻した後、国税庁醸造試験所で酒の研究をしていたという異色の経歴の持ち主。現在は放送大学やカルチャー教室などで講師を務める。今年1月に店内を改装して講義スペースを設け、月1回のペースで講義を開くようになった。
この日は15人が参加。川松さんは数種類の日本酒を用意し、サラダやチーズなどとの食べ合わせを確認しながら飲み比べた。ほかにも、食事に合う酒を紹介。みそなどの発酵食品の成り立ちを科学的に説明。「サバのみそ煮を作る時は、乳酸菌などが発酵してできるカルピスを加えるとおいしくなる」など、日常生活に役立つ話も出た。
参加者からは「これでお酒がよりおいしく飲める」などの声が聞かれた。
次回の講座は7月29日に行う予定。問い合わせは同店【電話】045・731・4406。
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